こんにちは。えすけです。
今日は”成長の罠”と題して記事を書いてみたいと思います。ところで昨日、ルノー日産のカルロス・ゴーンさんが逮捕されましたね。リバイバルプラン・・・懐かしい響きです。脱税とかではなくて金融商品取引法違反???東京地検!!!どうなるのでしょうか?ルノーの大株主のフランス政府の出方も注目されますね。
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成長の罠という言葉があります。私はシーゲル博士の著書”株式投資の未来”を読んで知りました。この本は私が紹介するまでもなく、米国株に投資されている方なら、よくご存じの本だと思います。
著書の中でシーゲル博士は中国への投資を例にとって”成長の罠”について、説明されています。この中国の事例では、皆が中国市場の成長を期待して投資をしたものの、結果としてほとんど儲からなかったというものです。どういうことか簡単に言うと、成長が見込まれる市場(もしくは企業)の株価は、その期待をすでに織り込んでいるために割高になっており、投資をしても利益を得られないケースが多いと私は理解しました。
その一方で、しょっちゅう訴訟問題などを抱えている、たばこメーカーのフィリップモリスは投資家の期待値が高くなく、株価が割安に放置されてきたことから、これに投資をして配当金を再投資することにより、大きな利益を得ることができたという事例も説明されていました。
私の素人考えですが、個別株やETF、投資信託などに投資をする場合、巷で話題になっている銘柄には近づいてはいけないのではないでしょうか?投資信託の事例になりますが、有名なひふみ投信は有名になりすぎてから調子を落としているようですし、同様にジェイリバイブという投信も好成績でしたが、ネットなどで話題になった後、調子が悪いようです。市場環境の影響もあるかもしれませんが・・・
それでは。
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