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こんにちは。えすけ( @esuke17 )です。
そういえばタピオカがブームになると不景気になるっていうアノマリーがありましたね。忘れていたのですが、今回で3回目のアノマリー達成ですね。安価で株などを買えたのは嬉しいですが、実体経済に与える影響が大きすぎて正直嬉しくはないですけどね・・・
ところで、今日は”金融緩和は低所得層から富裕層への所得の移転を起こす”というお話を目にしたので、その件を。
ちなみに、こんなサイトも運営しています。投資に関連した20項目のまとめ的サイトになってますので、よろしければ読んでみてください。
investment-from-fifties.information.jp
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先日、市場分析に役に立つサイトとして”グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート”というサイトを紹介しました。
そこの記事でしばらく前に読んだのですが、”金融緩和は低所得層から富裕層への所得の移転を起こす”という事が述べられていました。
ちょっと不思議な気もしたのですが、読んでみたらなるほどなと思ったので記事にしてみたいと思います。
まず金融緩和は中央銀行が国債を買い上げたり政策金利と預金準備率を引き下げたりすることによって通貨供給量を増やすというものです。
中央銀行が資産を購入するという事です。そうするとその資産を持っている人が恩恵を受けます。さて、それはどんな人でしょうか?
そう、一般的には富裕層になります。そしてその資産を持たない低所得層には何の恩恵もありません。
そして富裕層はそのようにして恩恵を受けたとしても、消費を拡大するなどという事はないでしょう。
通貨などの流通量が拡大して、その恩恵を富裕層だけが受けるという事になると、結局は低所得層から富裕層への所得の移転を起きていることになります。
トリクルダウンで皆が恩恵を受けるという理論での金融緩和や黒田バズーカでしたが、こう考えるとなかなかうまくいかないのが納得できますね。
消費税の増税さえしなければ、アメリカの個人消費みたいに低所得者の財布のひもが緩んで景気が良くなったでしょうに・・・もったいなかったですね。
それでは。
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